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インド式算数と電卓マーク

 インド式算数という言葉が出だしてから久しく経つが、先日、テレビを見ていて、その洗練された手法に驚いた。私などが計算のコツと言っているものは、大概が因数分解を絡めて処理してしまうものが多いからである。もちろん、インド式算数にもコツはあり、慣れたらある程度出来るようになるのだが、さすが日本で言う九九を十九*十九まで覚えさせる国だなと感心した。

 一方で、一昨年、私が通っていた小学校の閉校式について、色々と聞くために、母校の校長と話した思い出がある。その時、私は、「算数の教科書の電卓マーク、あれはまだあるのですか?」と聞いたら、「あります」とおっしゃっていた。現在はどうなっているかは知らないが・・・。(ちなみに電卓マークとは、問題の計算は電卓でやってもいいという記号である)

 小学校から電卓で計算させるというのは、私から言わせれば言語道断である。下手をすると九九も出来ない子が電卓に頼ってしまう。基本が解らずに便利さのみを追求したら、必ず知識がつながらなくなってしまうのだ。また、検算する癖がつかないのも考え物である。例えば、私が大学入試の試験管補佐のバイトをやったとき、統計的に50人に1人は、答案に名前を書いていないという状態であったが、現在はもっとひどくなっているのではないか。また、いくら大学に入っても、検算する癖がない者に実験などをやらせると、最悪、事故につながってしまうのだ。・・・インドの算数と日本の算数の実態を考えると、この国の先行きが不安でもある。

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