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唯我独尊について

 「天上天下唯我独尊」とは、よく使われる日本語である。なんでも、お釈迦様が生まれたときにその姿勢を示したとか。単的に使われる、この言葉には、「この世の中で自分が最もえらい」もしくは「実力がある」などと大変よく使われる。それこそ、お釈迦様の掌の上の孫悟空みたいなものだ。

 私は旅先で、友人に悩みをうちわけ、その結果もらった言葉が、「天上天下唯我独尊」とは己のためにある言葉だと言うことを知った。その時のひらめきは嬉しかったが、簡単に語れるかどうかは解らない。

 その後、仏教の勉強を進めていくうちに、少しずつ認識していったという感じだ。一言で言ってしまえば、「天上天下唯我独尊」とは、天狗の人間に使われるような言葉ではなく、もっと深い意味を持っている。

 それは、人間誰しもが、様々な運命を背負うけれど、その本人の命というか、生き方というか、人生というかは、それぞれがオリジナリティー(独自性)を持っており、他の何物にも代え難く、それを真剣に大切に思え、ということなのだ。あくまで仏教的な観点だが、僕は仏教というのは性善説と近い面があると思う。仏の慈愛や慈悲なるものは、人の心の内で悟るものだと思うからである。・・・それにしても、素晴らしい仏像群には沈黙を強いらせられる。

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