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茶漬けの話

 先日、母の足の退院祝いと、父のこれからの抗ガン剤入院予防治療の精気を付けるべく、箱根に一泊の旅行に出かけた。私もつきあいということで、宿泊費自腹で、行ってきた。この時季の箱根ということで、紅葉も楽しみにしていたが、ただ道が混んでいるだけで、ほとんど色づいていないのが残念でもあった。母は温泉宿に行くと、最低でも三回は風呂に入る。足への効用を考えたら、いいことなのだろうが、夜中でも入りに行くのでドタバタする。そんな中で、ふと気づいたのだが、箱根の温泉宿や、温泉施設には北条早雲と掛けている部屋などが多い。ダイレクトに「早雲」の間があったり、「層雲望」などという部屋があったり、といった具合だ。確かに戦国時代には小田原を中心に北条氏が治めていた地域であるから納得はゆく。

 昔、私が子供の頃、茶漬けを食べるのに、お茶を注ぎ足したら、父から、「北条家の何代目かが、息子が茶漬けに、お茶を注ぎ足すのを見て、こいつの代でこの国は滅ぶだろうと、ぼやいたらしい」との故事を聞いたことがある。当時は余り意味がよく解らなかったが、何年か経った頃には、理解できた。それはつまり、たかがお茶漬け一つをとっても、お米の量とお茶の量の配分一つさえ、まともに計算できないようでは、たかが知れているということだ。実際にその代で北条家は滅んでいる。・・・そこまでスキが許されないことに驚いたものだ。

 とはいえ、今回の旅館、夕食一つ食べるのに、二時間も掛かるように設定されていた。高級志向だか何だか知らないが、時間が掛かりすぎて、お茶漬けの話もあったものではなかった。

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