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無性に誰かを思い出す夜

 高校の頃に通っていた数学塾時代、歳が一つ上で、美貌のマドンナがいた。若かりし塾中の男達は、皆、美貌のマドンナの虜になった。私も例外ではない。もしかしたら私の大人になっての初恋かも知れない。今となっては、幸せになっていてくれていることを願うばかりだ。

 私が高一の時だったと思うが、新しい女の子が入ってきた。第一印象は地味な感じだった。でも、その娘は嫌みが無く、ハキハキしていた。いかにも性格が良さそうな印象を受けた。私は理系だったので高二に上がると(その娘は文系で高三)、クラスが別々になってしまったが、その前の春休みに講師の先生の送別会があった。その時、私はその子の隣に座ることになった。季節柄、寒かったので鍋だったと思うが、ビールも数本あった気がする。

 そうして宴会が始まると、その娘は年下の私に気を遣ってくれたのだろう、適切な話題ばかりを提供してくれた。というのは、私が恥をかかないように気を遣ってくれた様な話題を振ってくれたということだ。私も酔いが回るに従って、色々と話をした記憶がある。そうして、最も感心したのは、その娘は、「お酌」がものすごく上手だったことである。私は女性のタイプに「趣のある人」と書いたが「お酌が上手い人」と書いてもいい。このような女性には、彼女を含めて過去二人しか会ったことがない。講師の先生もその娘に、「おまえは将来、五人以上からプロポーズされる」と語っていたが、その娘は謙遜していた。当時の私には解らなかったが、この歳になるとよく解る。マドンナがビューティフルという感じなら、その娘はプリティだった。 きっと、いいお母さんになっていらっしゃることだろう。今日は何となくその娘のことを思い出したので、つづら書きしてみた。

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