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正法眼蔵について

 正法眼蔵には、禅の曹洞宗の開祖である道元が語ったことが記されている。私が持っているのは河出文庫全四巻であるが、まだ、二巻の途中までしか読んでいない。それなのに感想を書いていいのかと、迷うが、これまで読んだところまでのことを書いてみようかと思う。

 はっきり言ってしまえば、道元の説法の記録のような面があるから、坊さんの説法を聞くのが好きだったり、聞いてみたかったりする人には向いているだろう。ただ、話の論法が禅問答のようになっていたり、例え話のイメージが湧きにくい面はある。興味のある方は立ち読みしてみてから購入することをお勧めする。はっきり言って、ある程度の知識と読解力と想像力がなければ苦しいかも知れない。また、聖書のように、悩みにぶち当たったときに心のよりどころとする本でもない(哲学的な悩みは解かれるかも知れないが・・・)。

 この本の中での道元禅師は思うがままに喋っていて、教えられることばかりだが、たまに対象の捉え方が私とは異なることがある。私には私の捉え方があるのだが、組み合わなくても、異なる見方を提示されるのは為になる。

 禅には、「AはAであってAでない。よってAはAである」という論法がよく出てくる。昔、永平寺の問答で、師が弟子の質問に答えているシーンがあったが、その師は、答えに窮すると、すぐこの論法を持ち出し、単に「そのままだ」と言っている印象が拭えなかった。

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