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シャブ中だったヨシ

 去年、私が痔の手術で10日ほど入院したとき、隣のベッドに若い男が入ってきた。名前はヨシという。ヨシは大学の卒業の日を拘置所で迎えた。元ジャブ中で、入院時はDALK(ダルク)という麻薬中毒者厚生施設に入っていた。私より少し若かったが、見た目では二十代前半という感じだった。凄みなどは全然無く、純真な目をしていた。彼がいたおかげで、入院生活もそこそこ楽しかったが、何しろドジな奴でもあった。

 ヨシは半端じゃなく太っていた。シャブを止めたらそうなるらしい。だから止めきれないとも言っていた。金も月に16万は必要だったらしく、サバキもやっていたらしい。おかげで弟を殺しかけたり、彼女に中絶させたり、精神病院に入ったり、前科もたくさん付いた。ヨシは勤めはしたものの、三日間覚醒して、一日寝るという具合だったので、人間関係がうまくいかず、辞めたらしい。

 私は、シャブは手を出したら水と一緒で、無くては生きてはいけないものになってしまうと考えていた。両親や周囲から信頼を受けている以上、裏切れない。従って、シャブについては少しばかりの知識はあったが、何にも聞かないでいた。一方、知り合って何日か経った後、「売るときに、買う奴は、観ただけで解るのか?」と聞いたら「判る」と言っていた。ヨシは止めるために施設に入っている。

 はっきり言って、一度シャブに手を出してしまうと、生活が成り立たない。そして、本気で止めようと思うなら、自分の一物を切るぐらいの覚悟が必要だ。周囲に迷惑をかけ、人生をぶちこわしてしまう。つまり、絶対にやってはいけないということだ。

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