« 感性の共鳴作用 | トップページ | 予告ホームラン »

参考書オタク

 私が受験生だった頃だから、ずいぶん経つが、参考書はよく買っていた方だと思う。ある友人に、「参考書ばっかり買っている奴っているよな」と悪気無く言われ、当時の私は珍しく反論した。「確かに軸になる参考書は一冊だけれど、それで解らなかったら、俺は他の参考書も買うぞ」と。当時の友人は「それだったら立ち読みすればいい」と言っていたが、その件では私の方に分があった。しかしながら、結果は、彼は現役で東大に行き、私はニギっていた御祝儀を払い、浪人が確定した。彼からはいろんな科目の参考書をもらい、使ったり使わなかったりしていた。浪人の時も、予備校には通わず、自分で週単位の計画表を創った。浪人してもまじめに勉強したのは半年もなかったと思う。追い詰められた中で、計画表が週単位であったので、幾らかスケジュールに余裕があったがために、挫折しなかったのだと思う。

 逆に大学に入ってからは参考書はほとんど買わなかった。その金があったら、博打に回していた。専門に入っても、コピーと親父の古い参考書で凌いだ。何とかなるものである。

 その代わり、専門以外のあらゆるジャンルの、興味深い本を買う金には何回か困ったことがある。そんな中、バイト先の某大学の物理学科の奴は、大学に入ってからも参考書オタクだと自ら言っていた。中には答えの付いていないMITの問題集が有り、「人間がある星に着いたのだが、その星が球状で自転していることを示せ」みたいな問題があった。答えが分からないのだが、私は「フーコーの振り子」と答えた記憶がある。・・・未だに正解なのかどうなのか、判らないのがむずがゆい。

|

« 感性の共鳴作用 | トップページ | 予告ホームラン »

学問・資格」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006071

この記事へのトラックバック一覧です: 参考書オタク:

« 感性の共鳴作用 | トップページ | 予告ホームラン »