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チューリップの歌

 アメリカを旅したとき、ハリウッドのチャイニーズシアター側のユースに泊まった。そこのキッチンで、旅で知り合い、五日ぐらい行動を共にしていたシゲと、メシをどうしようかなどと話していたら、外人が話しかけてきた。英語だったが、私の住んでる地域についてやたら詳しく聞いてくる。妙な奴だと思ったら、いきなり日本語を話し出した。なんでも、私の住んでいた地域で五年間くらいバーテンのバイトをしながら生活していたらしい。名前はマーティンという世界中をブラブラしているスケベなオーストラリア人だった。

 しばらくして、マーティンが女性を連れて、私とシゲに「飲みに行こう」と誘いに来てくれた。女性はオランダから移住してきた、元ストリッパーの人で40半ばといったところ。ユースからしばらく歩いて、女性の行きつけのバーへと入っていった。シゲは行動派で、その時点では、英語に不自由していたからか、マーティンと話していたので、必然的に私とその女の人とで飲みながら語っていた。ありきたりな話だった、オランダ出身と聞いたので、「ネーデルランドですね」と言ったら、「そう」と言って懐かしそうな目をしていた。他にも、「風車やポルダー、チューリップ畑などが有名ですね」と話したら、赤ワインを飲みながら「そうね」という感じだった。「日本にはチューリップの歌があります」と言って歌ったのだが、訳が分からない様子。悔しかったのと酔った勢いで、「英語で歌ってみますよ」と言ってみたら、「By English?」と目を丸くして聞き返してきたので、「It's a little challenge.」と答え、少し考えてから、節を外さない様に注意しながら歌ってみたらなんとかなった。するとその女性は「It's charming !」と喜んでくれ、それまでの態度から一変して、いろんなことを教えてくれたりした。・・・トイレに立つと、スケベ外人のマーティンが、「これでヤれるぞ」と話してきたが、「そんなつもりな訳ねーだろ」と言った覚えがある。

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