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どくろのTシャツ

 昨日、入院している親父にノートパソコンを持って行った。丁度、高校野球も終わって、退屈し出すだろうと思って、一昨日何時間もいじって、セットアップしたものだ。元々、親父のパソコンは古いので丁度いいタイミングでもあった。目にした親父の第一声は、「そんなに金使わなくてもいいのに」だったが、私が帰った後の親父は早速麻雀をやっていたと母から聞いた。私は、「それもいいけど、(父が)最近凝っていた文筆促進のためなのになあ、親父らしいや」と返した。

 病院というのは相部屋なら険悪なムードは絶対に良くない。まずは挨拶から始まって、今ではみんな前のカーテンを開けるようになった。良い兆しだ。父以外はみんな放射線科らしいので、多分、癌だろう。また、甲子園の決勝戦を見ていて、広陵(広島)対佐賀北(佐賀)となったので、果たして島田洋七はどちらを応援するのか(自伝「佐賀のがばいばあちゃん」参照)疑問に思った。

 病院というところには様々な人々がいるが、私が昨日見てインパクトを受けたのは、産婦人科外来の妊婦のTシャツの背中に大きな、どくろが描かれていたことだ。私は余計な詮索で「堕ろすのかな?」などと考えていたが、もし生むならば、その神経が知れない。趣旨は全然異なるが、大江健三郎の「死者の奢り」を思い出してしまった。別の日にも、バスで小さなしゃれこうべがプリントしてあるマフラーを着た女子高生を見たことがある。もし、ファッションだとするならば、それをまとう気持ちが、私には理解できない。

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