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神は死んだ

 ニーチェの本の中の有名な台詞に「神は死んだ」とあります。色々な解釈が可能でしょうが、私はこれを、「(我々の文明が)神を殺した」という風に受け止めます。地球は丸いから、様々な風土で様々な宗教ができた。当初はそれぞれが畏敬の念を持って崇められたのに対し、現代では、人工衛星からの地球の写真などを見ることもでき、かつての神への畏敬の念が薄くなったどころか、逆に、宗教が、戦争の道具として利用されるようになったと感じます。

 哲学も、ごく最近のもので、現代でも生き残っているのはベルグソンだけだと感じます。ある大学の講師をしておられた方に「実存主義はもう古い」と諭されたこともあります。ベルグソンは難解です。小林秀雄も筆を折ったくらいです。そういう、難解な哲学とは別に、生活に結びついたテツガクというものは、「お金」だと思います。いつの時代だってそうかもしれませんが、現代は特に「お金で地球が廻っている」気がしてなりません。

 お金の問題に関しては、長年、私も悩みましたが、一番影響を受けたのは、「モモ」で有名なミヒャエル・エンデでしょう。エンデの有名な言葉に「パンを買う金と、株を買う金は違う」などとあります。

 現在、必要なのは、宗教の枠を超えた、畏敬の念を抱かせる絶対的対象なのかもしれません。梅原猛氏の言葉を借りるならば、「知られざる神々」と言ったところでしょうか。

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