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てけてけワンワン

05040813_33_33 愛犬弥七君(ミニダックス、♂、満九歳)は春と秋にしか散歩に行きたがらない。夏は暑いので連れて行っても家の周りを一周したら「もう帰る」と一目散に家に向かって歩き出す。冬は寒いので、基本的に家から出たがらない。今日は寒いなと思って、起きてみると、弥七君の気配がない。そんなときは必ず炬燵の中に潜り込んでいる。立派な毛皮を纏っているのに、これでは犬なんだか猫なんだか解らない。そんな彼が散歩に行きたがるのは春と秋のぽかぽか陽気の日だけである。そんな日に「散歩に行くか?」と尋ねると、大はしゃぎして部屋の中をダッシュで駆け回る。尻尾を振りまくり、ソファーの上、テーブルの下、とにかくはしゃぎまくる。しかし、いざ胴輪(首輪ではなく前足に付ける)と紐を付ける段になると、今度はもったいぶってか、いちびってか、逃げ出す(彼は嬉しいことがあると、もったいぶって、逆に、なかなか捕まらない様に逃げ出す癖がある)。てんやわんやで何とか捕まえて、胴輪を装着するのにだっこしている間も尻尾を振りまくって暴れる。胴輪に紐を付けてやると、一目散に玄関にダッシュして、今度は「早く来い」とせかす。そんなこんなで、やっと散歩に向かう。

 彼がまだ幼い頃、決まった場所でおしっこをするのだが、当初は腰をかがめてやっていたのに、ある日突然、後ろ足の片足を上げてするようになった。教わるわけでもなく、そうなったのだから、本能なのかなと驚いた。今でもそうだが、散歩の間中、紐を持つ私より、どんどん前に行って引っ張られる。当初は楽だからいいかと思っていたが、本当は飼い主より後ろを歩かさなければいけないらしい。躾に失敗したのかもしれないが、彼は何にでも興味を持って、電柱やポールや木などがあると、道を右に左に走り回る。そんな様子を見ると、別に悪気があって自分より前を歩く訳じゃないんだろうからと、好きにさせている。気持ち的には、紐を放して好きなようにさせてやりたいのだが、車が多いので事故に遭う確率が高いし、下手をすると帰ってこなくなって「うちの犬知りませんか」のポスターを貼りまくる状態になるのを危惧して、紐を持つ手だけは離さない様にしている。

 また、やはり彼がまだ幼い頃の散歩では見知らぬもの全てに対して、尻尾を振りながら吠えていた。時に子供が怖がる、私が叱る、子供が逃げる、もっと吠える。これについては何度も叱った。現在では吠えなくなった。また、犬の散歩の時間帯はどこの犬も大体、朝と夕方なので、様々な犬に遭遇する。幼い頃の彼は、チビのくせに大型犬にでも、やはり尻尾を振りながら吠えていた。私は飼い主に何度謝ったか解らない。大型犬の方も「コイツ何にも解ってねーな」という表情。そんな散歩を繰り返して数年が経ったとき、一度、大型犬が本気で怒って彼にかぶりつこうとしたことがある。私は咄嗟に彼を持ち上げてかばい、事なきを得た。それが弥七君にとってトラウマになったのか、見知らぬ犬に吠えなくなったどころか、遠くの方に犬の気配を感じると、「この道はいやだよ」とばかりに方向転換するようになった。家では元気よく吠えるので、「弥七の内弁慶」と家族では認識している。

 家では雷が鳴っても吠える。T.Vの乱闘シーンを見ても吠える。怪しい物音にも吠える。玄関のチャイムが鳴っても吠える。母はこの習性を利用して、しつこいセールスマンなどが来ると、彼をだっこしていく。何でも、吠えまくって相手もお話にならず、早々と退散していくそうだ。自覚しているかどうかは知らないが、番犬の役目は果たしてくれている。

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