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台湾紀行(その1)

 ちょうど一年前あたりのこの日、成田から台湾へと飛んだ。海外に行くときは、いっつも割高なカツカレーを食べる。ゲンを担いでいるわけでもなく、お米を食べたい心境からだと思う。便は台北着。あの、離陸の時の加速度のGを受けつつ飛び立った。少し眠った。まもなく着陸とのこと。小さな建物が、やがて現実味を増し、生活圏へと降り立った。

 その後、一服する暇もなくバスに乗り込み、台北市内へと向かった。夕方、宿は押さえてある。ぼんやり台湾の交通渋滞を見物していた。一時間半ほどであろうか、バスは台北のターミナルに着いた。ここで私はやっと煙草を吸い、そのターミナルが電車のターミナルと隣り合わせに建造されていることを知った。暑いのは覚悟していたが、動いたり走ったりすると汗が出る。当初は不快な気持ちで、リザーブしていたホテルに向かった。ペーパーを見せると部屋に案内され、時計の針をずらして眠った。

 もともと、台湾を一週間程度で廻る予定であった。次の朝、朝食券をもらって済ませると、バスのナンバーを控えて、私は故宮博物館へと向かった。改装中だったが、素晴らしい珠宝を目にすることが出来た。目を凝らしただけでも瑞品だらけであった。帰りのバスでは、日本語と中国語と英語を話すお嬢さんに出会い、名物料理などを教えてもらった。屋台のバーゲンで降り、手当たり次第に食べてみた。感想は、おいしいが、全体的に薄味だった気がする。中には、カエル料理の店もあったが、私は遠慮しておいた。

 翌日は世界最高峰のビル101に行ってみた。ちょうどメトロで数駅乗ってから徒歩20分くらい。官庁街の中にあり、入り口がどこか彷徨った。ようやく探したエレベーターは、心地よく、私を最上階へと導いてくれた。展望台にはアイスクリーム屋があり、自分もそれなりに食べてみた。日本の31と同じだった。土地勘のない私は、展望台から見る光景に驚きも何もなく、ビルのてっぺんに付けられた、大きな重しの免震装置を眺めていた。

 ホテルのフロントの方々は日本語を話す人も多く、不便など何一つ無かった。こういうときは居座りたいのだが、スケジュールが許してくれない。翌日、ズーゲッタンという湖に向かった。

(つづく)

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