« 台湾紀行(その8) | トップページ | 台湾紀行(その9) »

モノポリーの不思議

 昔、散々やったゲームの中に「モノポリー」がある。タイトル通り、物件をどんどん買い占め、宿屋、ホテルを建てていくというゲームだ。このゲームはアメリカの不況時に作られたゲームだという。サイコロ二個を振って、駒を動かし、物件を買ってゆく。他人の物件のマスに入ったら、いくらかの金を払う(家を建てたりすることによって、宿泊費(?)は上がってゆく)もちろん、自分のマスに誰かが入っても同様に金が入る。

 このゲームのセオリーは、序盤は可能な限り、物件を買う・・・と言うより買いあさる。序盤にJAIL(刑務所)に入ってしまうと最悪である。そうして、一通り、物件が皆の手に渡ったら交渉しながらゲームを進めてゆく。最後の方は、一人二人と破産者が出る中で、物件に家を建てまくる。ただし、他人もそうしているので、最後は地雷をいかに踏まないかというゲームになってしまう。地雷を踏まない最善の方法は、ゲーム上のJAIL(刑務所)に入ってしまうことである。そうして最終的な勝者が決まる。

 ゲーム上の物件は色で区別され、安い物から高い物まで、規則的に配置されている。どの物件を買えるかはサイコロ次第だが、買うか買わないかは本人が決める。・・・と、ここで、長年モノポリーをしていたことによる経験則なのだが、なぜだか解らないが、「黄色」のマスだけが価格と止まりやすさのバランスが悪いのだ。経験則だから,何ともいえないが、厳密に確率計算してみると、きっと、期待値が小さくなると思う。

 何故、黄色のマスだけバランスが悪いのかをしばらく考えたことがある。すると、あることに気がついた。モノポリーのマス目は一辺10マスの正方形(40マス)で作られているのだが、この中に二つ特異点があるのだ。それは、「JAIL」と「GO TO JAIL」の二つで、これらだけが駒を止めたり、移動させたりするマスなのである。きっと、この二つのマスのせいで黄色のマスに止まりにくくなっているのだろう。

 で、自分が考えた必勝法とは、「黄色の物件」にはよっぽどのことがなければ手を出さない。もし、手持ちになってしまったら、独占されない限り、ニコニコと黙って他の人に売却してしまう。モノポリーをよく知っている方には、この戦法は使えないが、相手が初心者ならば、やっぱり、「黙ってニコニコ」売り飛ばし、その資金を他へ回す。

 それにしても、もう二十年近くやっていないのに、よく思い出せたなと思う。一時期の、のめり込みが激しかったためにイメージが残っているのだと思う。ルールを多少誤解しているかもしれないが、そこら辺は勘弁していただきたい。ゲームのコンセプトは面白いのだが、序盤のサイコロで大方決まってしまうことが、何か深みに欠ける。中盤の交渉がきっと面白いのだろうが、私が中学生の頃に、我が家でやっていた頃には、ワイロだらけで弟か私かが、逆ギレし、ボードをぶちまけて、終わることがよくあった。前の大掃除の時に、多分、捨ててしまって家にはないのだが、なんだかあの頃が懐かしい。

|

« 台湾紀行(その8) | トップページ | 台湾紀行(その9) »

ゲーム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521582/54006004

この記事へのトラックバック一覧です: モノポリーの不思議:

« 台湾紀行(その8) | トップページ | 台湾紀行(その9) »