怪我とプラモデルと私

・ゴルフで肋骨を折ってしまい、しばらくやる事が無かったので、試しにプラモデルでも作ってみようかと思って、ネットで注文した。零戦とF1マシンのものを注文し、作ってはみたものの、零戦の方は、組み立てても、プロペラ用の小型モーターが作動せず、「これって、サギじゃあねのか?」という始末。気を取り直して、車の方のプラモデルを苦労して作ってみたら、リアサスを逆さに取り付けてしまい、車なのに、一輪車となってしまった。丁寧に作ったつもりではあったが、表と裏を間違えるとは、昔では考えられないミスであった。それでも、『こういう仕組みになっていたのか』と感心させられながら作った。私にとって久しぶりの、可愛い車となった。今度は、A.セナのマシンか、ティレルの六輪車でも作ってみようかと思う。しかしながら、腕が治ってきたので、作る暇があるか判らない次第である。

・ある日、お袋が、「男っていうのは、金を持ったら、いい車が欲しくなるのかねえ?」と言うので、私は、「それは、当然欲しい。でも、俺の場合、カミさん探しの方が先だな」と応えた。『呑む、打つ、買う』は男の三拍子だが、私は、『買う』には手を出さない。大学の頃、友人と共に歩いていた川沿いで、フィリピン人の女に腕を捕まれて、座り込まれた事もある。ああいう女達には、独特の哀感がある。私は、そういう女達のうら悲しさを抱く気にはならない。反対に、セックスをスポーツの様jに捕らえている女にも興味が無い。

・男は女で決まる面もある。

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金と少女とモンスターペアレンツ

・私が勤めていた塾の塾長は、親達に、発したメッセージで、「一流企業に勤めていましたが・・・」と、どうのこうの書いていたが、所詮は、田舎の棚ぼた地主であり、最終的には、金でゴマかしていた。ある時、小学生の女の子に、私は、励ますつもりで、「中一から、できる子が入ってくるからね」とハッパをかけたら、その子が塾を辞めると言いだして、私は、『それくらいの根性がないのなら、とっとと辞めやがれ』という気でいたが、この馬鹿塾長が、そのコンお家に、ケーキを持って謝りに行った挙げ句、私に説教をカマした。私は、その子が辞めた事にショックを受けていたが、よくよく考えてみると、到底、私が悪いとは思えなかった。私の話も聞かず、私が悪いと決めつけて、そのガキの家に、塾長が勝手にワビを入れに行った事が腹立たしかった。「相手はケーキを受け取ったから、また来るでしょう」と、人を金で釣る様な真似をしておいて、私は事情を説明して文句を言った。「これでは、こちらが一方的に悪い様ではないですか!!いい加減、ガキを甘やかすのもいい加減にして下さい」と。それは、私の、塾講師としての誇りが言わせた。しかし、相手は棚ぼた地主の甘ちゃんで、金で何でも解決できると思っている馬鹿である。・・・よく考えてみればモンスターペアレンツだったのだ。そう言う獣に対し、話は通じないし、塾長がケーキを持っていった時点で、こちらの負けなのだ。そんな風に甘やかしているから、馬鹿な親がのさばるのだ。

・人は人によって、伸びる芽を摘む事も出来るが、あんまりにも人のせいにしたり、何かのせいにしなければ、気が済まないというのは間違いだ。つまり、、最終的に人生の責任をかぶるのは本人だからだ。

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失敗と挑戦と

・NBAの元選手で、マイケル・ジョーダンを知らない人はいないだろう。彼が現役中に、父親を殺された事も多くの方が御存知のことだろう。ジョーダンも悩み抜いた挙げ句、MLBに挑戦することに決めた。多くの方はもったいないと思っていたであろうが、彼の野球に対する姿勢も本物であった。誰よりも早くグラウンドに来て、本気で練習をし、誰よりも遅くまでバットを振り続けたそうだ・・・つまり、本気だったのである。結果、ジョーダンは、メジャーにこそ上がれなかったものの、たった二年で、その一歩手前まで辿り着いていた様である。あるネットのページに、ジョーダンの言葉として、こういう文句が書かれていた。それは、『失敗は恐れない。ただ、挑戦しない事には我慢が出来ないんだ』と。この言葉に、私の魂も震えを受けた・・・彼は再びNBAに戻ったが、MLBでも、きっと成功しただろうなと思った。黒人だからとか、才能が無いとか、そういう凡な言い訳をする事は簡単な事だが、ジョーダンは、そういうことを気にする前に、ずば抜けて、人一倍努力をしていた。誰もが、その姿を観て、胸襟を正したはずだ。ジョーダンが引退する年のNBAのオールスターゲームは、彼の為に演出されていた。ハーフタイムショーで、マライア・キャリーが彼の為に『HERO』を歌っていたが、全く違和感のないものだった・・・日本人で、初めてNBAの試合に出ていた田臥は、日本ではずば抜けた選手でもあったが、NBAでは、チームの味方のレベルが合っておらず、相手にもされなかった事が悔しい。彼だって、死ぬ程の努力をしてきているのだ。

・私の読みでは、田臥は実力がありすぎたが故に、ほされたのだと思わざるを得ない。

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楽しかった初ラウンド (その5)

・私が最後のパットを決めて、汗だくのホールアウトとなった。私141、『Katsu』の店長151、上手い友人104だった。店長に対してアドレナリンが出ていたので、一安心した。店長は、真面目にクラブ購入を考えていた。三人で風呂に行こうという事になったが、私は一服してから行った。着替えを出して風呂に入ると、シャワーで全身の汗を流し、十円玉色の湯につかった。いろんな話をしているうちに、店長がゴルフに興味を持ったのは確実だった。風呂からの眺めも良かったが、少し曇りだした。その後、荷物を整理し、私は再び一服してから、二人とレストランで合流した。私はノンアルコールビールを飲み、再び、店長が笑いを誘う話をしてくれた。この時、私の肋骨は折れているはずなのだが、打ち身ぐらいにしか感じなかった。痛みもなかった・・・その後、二人を熱海駅へ送り、商店街に三人で土産を買いに行った。ここは、プロである店長に従った。アナゴの薄切り干物と、温泉まんじゅうに決めた(後日考えてみると、私は甘い物が苦手なので、寿司でもアナゴは避けていたのだった)。二人が熱海駅に向かう中、私は、煙草を吹かし、「本当に大丈夫か?」と問われる中、「大丈夫だ。アドレナリンが出ていてるから」と言って別れた。本当に、その時は痛みがなかったのである。車で、一路、家を目指した。無事、辿り着いた時には、二人に『ブジキタク』のメールを送っていた。家に帰ってからも、しばらくは眠れなかった・・・翌日、目覚めた時には、全身が痛かった。すぐに頼れる方の整形外科の先生に観てもらった。肋骨を骨折しているとの診断にビックリしたが、最高に楽しく、気持ちのいいラウンドだった。

・(お二人へ)もう、治りかけてるし、心配しないでくれ。次はパットの練習だ。

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楽しかった初ラウンド (その4)

・クラブを四本しか持ってこなかった、『Katsu』の店長が、初めてドライバーを振るという。私は、脇腹の痛みが増しつつも、「真っ直ぐ飛ばしたかったら、首を動かすなよ」と、今回、私がテーマにしていたことを教えてあげた。そして、素振りが様になってきた所で、ティーショット。ナイスショットではなかったが、Pwよりは、もちろん飛んだ。二打目、店長のボールが平坦だったのと、Par5だったので、私は、「3Wで打ってご覧」と手渡した。店長はためらいなく、素振りを始めた。納得が行くまで素振りをしていた。そうして打ってみると、やや曲がったものの、「芯を食った感触があった」と言って、喜んでいた。私の番となり、脇腹が痛いので、素振りをせずに打ち始めたら、スコアが乱れだした。上手な友人が登り斜面で右足側にボールをセットしていたので、後で、「わざと、ああしたのかい?」と聞いたら、「そうだ」と語ってくれた。もし、普通に打っていたら、クラブのバンス角とで相殺してしまうからだろうな、とは予想がついた。それからは、店長はドライバーで打つ様になり、私よりも飛ばしていることもあった。アイアンでも、アイアンティーをあげたら、ティーアップして打つ様になった。そして、快感を覚えたらしく、中古ドライバーの購入を口にしていた。体力的にもきつかったが、さすがに熱海の高台にあるゴルフ場、眺望は絶景だった。上手い友人はOUTに続き、INでも、惜しいバーディートライがあった。また、ピンに当たってしまったのである。ヘボ二人と廻ると、相当疲れたであろう。私は、最後はバテてしまって、大叩きしてしまった。半袖のせいか相当、日焼けした。

・後で肋骨が折れていたことを知ったのだが、アドレナリンが出ていて、途中、問題なかった。

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楽しかった初ラウンド (その3)

・昼食休憩が終わり、INプレイ(このコースはハーフなので、午前中と同じ所を廻る)が始まり、まもなく私を悲劇が襲った。最初か、次のホールで、斜面奥へ打ち上げた私は、打つべくクラブを杖に、急斜面を登っていた。もう少し、という所で気が緩んだのか、足下が滑り、バランスを崩した。途中、立ち直りかけたものの、そこから下まで転げ落ちた。途中、覚悟を決めて、『ダンゴムシ』状態で転げたら、なかなか止まらない(後に友人は、「伸身で転がり落ちて、顔からいってたぞ」と電話で教えてくれた)まま、気が付いたら、みぞおちに、これまでに打ったことがない程、来ていた。「大丈夫か!!」と二人の声がし、「眼鏡が壊れているぞ」という声が聞こえた。みぞおちの痛みはすぐに止んだが、顔から落ちて、軽い脳しんとうをしばらく起こしていた。右脇腹も打ったみたいだった。友人が素早くゴルフ場の方を呼んでくれ、クラブハウスに戻って、車の中のスペアの眼鏡を持ってきた。その間に、切り傷に絆創膏を巻いてくれ、擦り傷を消毒して下さったゴルフ場の方にも頭が下がる。再び友人達と合流し、待たせて悪かったことを詫びた。いざ再開した頃には、頭もクリアになり、まずまずのスコアで廻れ出せた。しかし、次第に右脇腹が痛みを増していった。肋骨を骨折していたことを後日知るが、その時は、『打撲』と勝手に決めつけていたし、ドライバーを振り回していた。そうして、OUTの時と同じ様に、クラブを四本しか持ってこなかった友人に、「使ってごらんよ」と勧めたら、「じゃあ、頼む」と言って、初めてティーアップして素振りをし出した。私は痛み止めを飲んでいた。

・二人に迷惑を掛けたことが申し訳ない。ゴルフ場も空いていて良かった。

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楽しかった初ラウンド (その2)

・ゴルフクラブを譲ってくれた友人が、マナーなども含めて、いろいろと教えてくれる中、私は最初の数ホールで大叩きしてしまった。初心者として、一緒に廻った『Katsu』の店長は、持ってきたゴルフバックの中に、なんと、5W,Pw,Sw,パターの四本だけという、超強気なのか、ハチャメチャなのか解らないクラブ設定だったので、ロングコースに出る度に、私が、「もらい物だけど、ドライバー使ってみたら?ティーなら安いのが山程あるし」と勧めても、OUTの時は、ずっとPwで回っていた。Par5でティーアップもせずに、延々と打ち続けている姿は、悲愴に見えたが、上手い友人がソツなく廻る中、カートの中で私は、「あいつ、Pwの名人になるかもな・・・もしくは、ゴルフってスポーツが本当に面白いのか、試しているのかもな」と言うと、友人も、「ああ」と相槌を打った。気温が上がりだし、私は汗まみれになりつつも、OUTの残り5ホールは、一つ大叩きしたものの、ボギーとダブルボギーでまとまり、安定感が出てきた。そういえば、上手い友人がカラーからのロングバットで、確か、バーディートライの時に、ピンを直撃し、はじかれてしまうというショットがあった。ピンを抜いといた方がよかったのかも知れないが、初心者なので気が付かなかった。もしそうなら、申し訳ないことをした。ハーフを終えて、気が付いたことは、上手くなるのも大切だが、スコアメイクの為には、大叩きしないのが重要だということがよく解った。そうして、長い長いOUT9ホールが終わり、レストランで昼食を摂り、三人で盛り上がった。『Katsu』の店長が笑いをとってくれたし、みんな盛り上がった。

・肋骨の痛みは半減したし、肩もそうだ。安心してもらって構わない。

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